山本整形外科｜東成区鶴橋・玉造・今里の整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・スポーツ整形外科｜ドクターズインタビュー

山本整形外科は、「山本医院」として私の祖父が開院しました。もともとは内科だったのですが、父が継いだ際に整形外科となったのです。医師として働く祖父と父の背中をずっと見て育ってきたので、自然と医師を目指していましたね。

もともと外科に興味があったのですが、私自身がずっとスポーツをしていたことが大きいです
ね。サッカー、野球、ボートなど、いろいろやりました。スポーツの怪我で辛い思いをしている方の力になりたいと思ったのが、整形外科を選んだ理由です。
昔から手先を使った作業が好きだったというのもありますね。父が整形外科医であることは、私の進路に実はあまり関係ないのです（笑）。

「指導を守らないと怒られる」と不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、当院では患者様に厳しい言葉をかけることはしません。治療が長期にわたることもありますので、患者様には無理なく治療を受けていただくことが大切だからです。「来るもの拒まず、去るもの追わず」のスタンスでおりますので、患者様には気兼ねなくお越しいただきたいと思っています。
もちろん、お薬や来院頻度などの指導はきちんと守っていただく必要はあります。……とはいえ、誰でも忘れてしまうことや、面倒になってしまうことくらいありますから。

そうかもしれませんね。先代院長である父は、医師としてはかなり厳格な人でした。患者様のことを思う気持ちから、厳しいことを言う場面も多々ありました。
患者様のことを思う気持ちに差はありませんが、私は患者様が「気楽に治療を続けられる」ことが大切だと思っておりますので、できるだけ患者様のご希望に沿いたいと考えています。
そのため、久しぶりにご来院いただいた患者様からは「ずいぶん医院の雰囲気が柔らかくなったね」と驚かれます（笑）。もちろん、治療のために必要なことはきちんとご説明しますし、ダラダラと治療を長引かせるようなことはしませんのでご安心ください。

そうです。骨粗鬆症は症状が出る前の予防・治療が大切なのですが、実際に自覚症状がないとなかなか意識しにくいという問題があります。実際、骨粗鬆症の患者様から伺うお悩みで最も多いのは腰痛・膝痛など、すでに症状が出ているものばかりです。
骨粗鬆症に限らず、整形外科で診る疾患には、症状が進行すると治療が困難、あるいは治せなくなってしまうものも少なくありません。発症前、あるいは初期の段階であれば、比較的負担の少ない治療で症状の改善ができることも多いので、注意してほしいですね。

車に車検があるように、人間の体も定期的にメンテナンスを行い、故障の原因となる要素を取り除いておく必要があります。病気がひどくなってから治す、というスタンスだと治療が大変ですし、結果的に治療費も高額になってしまいます。これも車と一緒ですね。
将来の健康寿命を延ばし、豊かな人生をできるだけ長く楽しんでいただくためにも、早いうちから予防・治療の意識を持ってほしいと思います。

はい。慢性の腰・膝・かかとの痛みなどのほか、スポーツによる怪我・痛みの相談が多いですね。成長期の子どもは骨が未成熟であるため、特有の疾患があります。また、力を入れすぎる、つまり、むきになってスポーツに取り組んでしまいがちです。それにより体に負荷が掛かり
すぎて、痛みや怪我の原因になっていることも多いのです。
中には時間が経ち、大人になってから症状が現れるものもあります。お子様の将来のためにも、気になる症状があれば一度ご相談いただければと思います。

山本整形外科は、整形外科の分野にこだわらず、お体のお悩みを気軽に相談できる医院でありたいと思っております。治療で大切なのは早期発見・早期治療ですので、「なんとなく体に違和感がある」程度でも、お気軽にご相談ください。
もちろん整形外科として質の高い医療を提供し続けられるよう、スタッフ全員が日々努力しておりますので、他の医院で治療を断られた方も、諦めずにまずは一度ご相談ください。
また、当院では年齢や症状を問わず、患者様の幅広いお悩みに対応できるようにしています。整形外科の領域だけではなく、全身のちょっとしたお悩みなどもお気軽にご相談いただければと思います。当院で可能であればもちろん対応しますし、状況に応じて適切な医療機関へのご紹介もできますので、「何科に行けばよいか分からない」とお悩みの際でも、まずは一度当院へお越しください。